いつかの現在地

2019/8/30引越し

現在地(2014/9/21)

何度繰り返してきたか分からない。 理屈だけ。気持ちだけ。 力ない自分を嫌い、道を探した。 見つけた道の始まりで、歩みを止めた。 道を探し示すことは結構得意。 でも、その先へ自ら自分の足で進んだことがいつ幾回あったっけ。 楽な道ばかりを選び、幻想…

現在地(2014/8/18)

少しは忙しかった祖父の新盆も終わり、暑い暑いと言いながらも、今年の夏ももうすぐ終わるんだろうなと、虫の鳴あふれる日曜の夜にちょっともの思う今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。 ちなみに私は暑いのより寒い方が苦手です。暑さよりもクーラーとか…

一つの終わりを終えて

14日早朝。祖父が永い眠りについた。 その一週間はとても長かった。 初めて体験する家族の死。そりゃあいつかはそういう日が来るってことくらい、中学生の自分ですら分かっていた。しかし、やっぱり実際のそれは実際にそうなってみないとわからない。そうな…

日常

平成26年1月14日早朝。 おじいちゃが死んだ。 しゃべらなくなって、動かなくなって、冷たくなって、骨になった。 悔いはない。 だけど、ときどき、おじいちゃの仕草や表情を思い出して、そしてそれがもう二度と戻らないものなんだと思うと、悲しくて、寂しく…

決意とか、覚悟とか

分かりやすいし、勢いあるし、かっこいいけど。 きっと、決意覚悟それ自体に大した意味はない。 それはすっごいドヤ顔で、あるいは瞬く星を眺めながら、ただ新しい空きファイルを作ったにすぎない。 「今日から私は…!」 「次からは絶対…!」 それは、プロロ…

続・遠況報告

5月に決めて残したマイ目標 「できる時に、できることを、できる範囲でやる」 をどの程度実行することができたか、11月3日の自分が約半年間を振り返って自己採点。 …80点。 うん、まぁ80点くらい。 なんやかんやで試験に合格し、内定を貰うことができたとい…

答え

「生きるために、生きる意欲を失った。」 どんな理不尽な要求も突然の罵声も我が儘な愚痴も束縛も、どれだけ奪われ侵され取り上げられても、捨てたから生きられた。これがしたいあれがしたい、生きたいという思いを失くしたから生きられた。 あの時は。これ…

伸びた枝、折れた針の行方

その花は上を目指して折れて曲がった。 場所を変えても戻らない。 その石は流れの中でも揺るがない。 不動に見えてて削れて歪んだ。 歪みを制するのは中立や中性じゃない。もちろん人間サイズの話。 歪みに立ち向かうなら自分もまた別の方向に歪むしかない。…

「誰も悪くない」

「誰も悪くない」とは、少なくとも自分が知る限りで最も救いのない言葉。 その状況は日常の中にごく自然にありふれているけど、原因や責任、理由の元に「都合のいい」形へと作りなおされ、人々に吸収されていく。 その「都合のよさ」、もとい、ヒトの認知機…

てんびん

朝起きると息が白い。いよいよ冬が近づいてきたことを感じる。 そんな気温の低下にともなってか、祖父の行動の異常さがここ数日間で急激に悪化している。 今自分は実家にいないのでそれを目撃しているわけではないが、母から逐一報告のメールが届く。 寝る前…

ゆっ、ゆゆゆ幽霊なんているわk(略

(→続いてない) ちなみに私は、幽霊と言うものを全く信じていません。 正しく言うなら、死んだ人の魂とかいうものが幽霊として残って云々カンヌンという話を信じていません。 もちろん「幽霊」「心霊現象」と呼ばれている現象そのものは、普通に存在すると…

ゆっ、ゆゆゆ幽霊なんているわけないだろ馬鹿馬鹿しい!

山の木々は色付き、いよいよ秋の深まりを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? ええ、そうですね。秋と言ったら怪談ですね。 ということでここらへんでちょいと身も震えるような(?)体験談をひとつご紹介します! (ツッコミ不在) そう、あれは私…

百戦錬磨のレベル1

分かる人にだけ、分かる部分だけ、伝わればいいんじゃないかな。 Dyフィールド ・このフィールド上では毎ターンHPが減っていく。 ・その声が聞こえている間は、自機の防御力が1.5倍上昇、被ダメージ1~3倍の補正がかかる。 ・特殊効果「プラケイトアジャスタ…

A. 楽しいのが一番だから

自殺しそうな人を助ける仕事がしたい! と語る友人と立ち話をしていたら、いつの間にか2時間近く経ってしまいましたとさ☆ 自分はどちらかと言えば、「自殺は絶対によくない!」とは否定できない人間ですが、自殺が一般に肯定されるような社会がよろしくない…

悪いの救い

週に3,4回かかってくる家からの電話。 ただ話を聞く。こっちから話すことはほとんどない。 電話越しに聞こえる怒鳴り声。適切でない対応。正論ごっこ。 周囲は認知症を悪化させるような対応をし続けて、実際に悪化して、馬鹿やるのもいい加減にしろとまた怒…

苦労と努力

似ているようで、「苦労」と「努力」は全然違う。 そりゃあもうアルミとスチールくらい違う。カカオとおかかくらい違う。 苦労は生きるために。努力は高めるために。 これらを同じものとして見るから、いくつかのつまらない諍いは生まれる。 苦労は必ずしも…

その花は

その花は、狭い場所で育った。 暗い場所で育った。 茎は曲がっていた。くすんだ色をしていた。他の花より小さかった。 その花は、上を目指した。 だから、壁にぶつかり茎は曲がった。 その花は、光や栄養の少ないその場所で花を咲かせようとした。 だから、…

何のために

いろんなものを見て、いろんなことを知って、いろんなことを感じて、それが何になるというのか。 いつか死ぬ。どうせ死ぬ。 いくつものことを覚えて、いくつものことが出来るようになって、それでどうなるというのか。 きっとそれは、人との繋がりの中で

苦労は人と比べるものじゃない

「苦労は人と比べるものじゃない」 と言ってもいまいちピンとこないのは、日常が当たり前のようにそれを比較して成り立っているからかな。 苦労は人と比べるものじゃない 当然に症状の重い患者が優先される。 みんなが傷つき病に罹っているなら、その中で症…

雪だるま

雪だるま。昔はよく作ったけど。最近はさっぱりだ。今年の冬も子どもたちが公園に大きな雪だるまを作っていた。実家に帰った時も花壇の横に小さい雪だるまが置いてあった。 なんでだろう。雪だるまを見ていると無性に切ない気持ちになる。まだ溶けてもいない…

コミュ障で引きこもりな自分を変えたくて始めたコンビニのアルバイトを2日でクビになったお話

大学2年の夏。 初めてのコンビニのアルバイト。 ドキドキしながら電話をかけ、面接を受けた。 自分を変える。頑張る。やってみせる。 これは「挑戦」なんだと意気込んだ。 研修の後も、家に帰って挨拶の練習をしたり、冊子を見て復習したり、人見知りな自分…

コンビニ

深夜、小腹がすき、最近できたという近所のコンビニへ。 レジ打ちのアルバイトの青年。 …見るからに新人だ。 最初に出した袋が小さすぎて別の袋に入れ直したり、焦っておつりの小銭を落としたり。 確かめるようなレジの打ち方、パンや牛乳を袋に入れるのもた…

「人は自然には勝てない」

とか、 「人間なんて自然の前では無力だ。」とか。 こういう意見は台風や地震のニュースの時に頻繁に見かけて、妙に説得力もあるけど、それはなんか違くない? むしろ人は、自然に対して十分健闘してるし善戦してると思う。 だって、土砂降りの天気でも、建…

そのうち食べようと思っていたら。

「ごめんなさい」 一人暮らし、誰もいない静かな部屋で。 ふとそんな言葉を口にしたくなる。 「ごめんなさい、ごめんなさい」 声に出して、叫びたくてたまらない。 何度でも、何度でも、心の中で繰り返す。 「ごめんなさい、ごめんなさい」 誰に聞かせるため…

墓参り

冬と夏、年に2回。 石の前に立って無言で手を合わせるだけの作業。 自分にとって墓参りとはそういうものだった。 周りの大人たちが手を合わせている間何を思っているのか、なんてことを考えたことはなく、それがまだ自分が知らないものであるということに気…

命はみな平等

「命はみな平等だ」 「いかなる事情があろうとも人を殺してはいけない」 それは正しい。 人が存続していく上で確信するものとして、その姿勢はすごく正しい。 殺人事件のニュースのコメント欄に書くものとしては反論しようもない模範解答。 ある種の権威すら…

考えるのだ少年、ふははは…とは言うけれど

悩む、迷う、考える それらは表現が違うだけで中身は同じ。 悩まない人間は強い。 迷わない人間は強い。 考えない人間は強い。 現代の若者はダメになったのか。 違う。 悩み迷い考える機会が増えただけ。 インターネットの普及。 グローバル化。 巨人、大鵬…

年末年始を振り返って。

久し振りの実家での生活を終え、約1週間ぶりに一人住まいのアパートへ戻ってきた。 予想されていた鼻水スパイラルは相変わらずの破壊力で、むしろ前よりも悪化しているような…。 とりあえず、アレルギーの原因が2階で飼っているウサギに関するものだというこ…

帰省。しかし…

クリスマスも終わり、下宿している学生にとっては帰省シーズンですね。 で、私も明日から帰省するわけなんですが・・・、非常に微妙な感じです。 家族が自分の帰りを待ちわびているのは、 週2回家からかかってくる電話から明々白々なのですが、 気分が乗らな…

あと2週間で今年も終わり。

自分にとってどんな一年だっただろうか。 ひたすら逃げていた一年だった気もするし、それでも最後にはちゃんと立ち迎えたんじゃないかと思う。 今からちょうど1年前か。 昨年12月のこの季節。 学校から帰宅中に自転車でダンプとぶつかって、また一つ体験を…