いつかの現在地

2019/8/30引越し

【カラオケ】歌えるようになりたい曲(H30.7.14)

 

 
毎日寝る前に「あー」ってやってる成果なのか、音程制御力はそこそこ進歩し、音域も広がったおかげで、うまいか下手いかは置いておいて、だいたいの曲は練習さえすれば歌える(と思える)ようになった

ここ半年、意識的にいろんなジャンルの曲を聴くようにしていて、いいなって思った曲は即購入し、リストへぶちこむ。

そうしているうちに「歌いたい曲プレイリスト」の曲数が200を超えてしまい、それは本当に嬉しいことなんだけれど、
なんだか全部の曲が、中途半端になってしまっている気がする。


音程感が向上したとはいえ、所詮は素人レベルだし、低音域の移動はまだまだ掴みきれてないてないし、歌い出しは相変わらず外す。

だから本当は、一曲とおして歌って気持ちいー!だけじゃなくて、怪しいなって感じたフレーズは何回も何回も繰り返して練習して、リズムがずれる部分はテンポを遅くしてやっぱり何度も何度も繰り返して練習する必要がある。



だから、ちょっと

自分にとっての課題曲10曲(7月版)

を選んでみることにしました。


もちろんここに挙げた以外の歌も全然普通に歌うけど、ここに挙げた10曲については、怪しい部分はとことんフレーズ練習して「なんとなく合ってる」ってレベルを超えたい。

選考基準は、もちろん好きな曲であることが前提で、なるべく同じジャンルに偏らないように、あとは、誰に伝えたいかどんな時に歌いたいか。








プラリネ/ジュリア(寺川愛美)

もう何度も過去の記事で語っているので、もはや説明不要な気がするけど。私にとって特別な歌です。
私は所詮素人のカラオケマンなので、誰か他の人の歌を借りて歌うだけ。
だから、常に意識は「どうやったらこの曲の良さを初見の相手に伝えられるだろう」「原曲が最高でその数パーセントでもいいからこの歌の魅力を伝えたい」って、基本的に”媒介”として歌ってるんですけど。この曲は例外。

この曲は、”私自身の歌”として、歌いたい曲です
 
 
 
 
 
 
恋/奥華子

アイマスのMADで偶然聴いて個人的大ヒットした曲です。(おい)

私は「恋」が分かりません。っていうとちょっと大げさですけど、過去を辿ればその気持ちを抱いた記憶はちゃんとあって。でももうずっと世界であなただけ、特別な人みたいな、異性として「好き」って気持ちになったことがしばらくなくて。
だからいつも私がカラオケで歌う曲の中にそういう歌はなくて嫌いなんじゃなくて、分からない。

恋って、特別な好きって、どんな気持ちなんだろうって考えていて、そんなとき、自分の中で一番しっくりきた歌がこの曲です。

恋人同士の気持ちは、私には正直分かりません。今後そういう人ができるかも分かりません。
でも、だから、この歌を心底心を込めて歌えば、その「好き」がどんな気持ちなのか、どんなものなのか分かるんじゃないかと思ったんです。

好きってどういうことなんだろう(哲学)

技術的に言えば、アップテンポな曲が多めな私の歌いたい曲リストの中で、ゆっくり情緒的に歌うというのが結構新しい感じなので、柔らかめな声音とか表現力などを少し追求したい。

 





Only One Second/高山紗代子 (駒形友梨)

これでもか、というほどに真っすぐな自分応援歌。まさに紗代子。

この歌を歌うには、歌唱力とか技術とかそれ以前に。
自分がこの歌に胸を張れる、恥ずかしくない生き方をしている必要がある。
頑張ってもない人間の言葉など、響かない。そんなんで響いたと思って欲しくすらない。
5thライブで聴いた駒形さんの歌声はまさに、そのステージで見た5分間だけじゃない、それまでに積み重ねてきた時間と想い全部をぶつけられたような、そう感じる歌でした。かっこよかった。

歌唱難度的に言えば、サビで高音が頻発するのはもちろん、高音域で発声しにくい「い」の子音が多いので、難易度は高い。いかに聞き苦しくないようにい行を発声するか。とりあえず全力で叫べばいい、で満足したくない。ちゃんと想いを乗せられる歌にしたい。






FairyTaleじゃいられない/Fairy Stars

この曲って、私が歌いたいアイマス曲の中では、曲調は激しく強いけど、しっかりアイドルを歌った曲ってイメージ。「舞台」とか「ステージ」とかって具体的な単語は出てこないけど、ステージ上で躍動する姿が目に浮かぶような。
でもその一方で、多分これ初見で聴いた人は、「アイドルソング」だとは思わないと思う。もう理屈抜きでかっこいい。多分、一般ソングとしてもぶちぬける。
だから、この曲の持つかっこよさと静かで激しい強い思いをいかに初見の相手にぶつけられるか。

理想イメージ
「すげぇ…なんの歌これ?」
アイドルマスターって作品の曲だよ(ニヤニヤ」
「アイドル?こんな激しいのが?」
「そうだよ!(ドヤ」

歌唱難度的にはかなり高い。苦手な音階移動が連続。サビで高音が頻発。しかもブレス箇所がギリギリなせいで息不足になって、高音がどんどん絞られていく。キー6個下げてもきつい。声は出るけど、後半にいくほど尻すぼみになってつまらない歌声になっていく。
最初から最後までトップギアで駆け抜けて、相手に歌声をぶち当てられるような、正確なブレスコントロールとスタミナが必須。
しかし、原曲に興味を持ってもらうにはもってこいなキャッチ―な曲だと思う。







おまじない/矢吹可奈 (CV.木戸衣吹)

男が歌うには結構きびしめな曲調かなとは思う。けど歌いたい。

私は向き不向きとか才能とか苦手とか、せめてこの自分の身体で実現できる上限までは磨いて、上手く上手に歌えるようになりたいって思っているけど、
その一方で、やっぱり、歌が大好き!って気持ちがまず一番最初にあって、上手い下手なんて話はそのあとのことで。

歌のすべてを肯定する。最強無敵な歌です。

歌唱難易度は高音はそんなにだけど、テンポが変則的でとても難しい。








Flip Flop/日野茜 (赤﨑千夏), 高森藍子 (金子有希), 及川雫 (のぐちゆり), 脇山珠美 (嘉山未紗), 道明寺歌鈴 (新田ひより)

この曲こそ、ステージってワード出てくるし完全にアイドルソングで、男が歌うにはきつい歌かもしれないけど、

これ絶対、目の前で超ノリノリで全力で歌ってるやつがいたら、初めて聞いた人でも、絶対なんか楽しい…!って思うと思うんです。まぁ歌ってるやつが一番楽しいんですけど。
細かいこと置いといて、この曲には、初見の知らない人にまで「楽しい」の巻き込み事故を起こしていく力があると思うんです。
だってもう楽しいじゃん。よくわからんけどイェーオー!ってコールしたくなるでしょ?
初見さんのハートをキャッチするには最強の曲だと思ってます。何より歌ってて楽しい。

しかし難易度は高い。何しろこれ最高に楽しい曲なので、絶対に中途半端に歌いたくないんですよ。苦しそうな高音とか、息不足のとぎれとぎれとかにしたくない。
歌ってる側のしんどさとかまったく感じさせず、全力でこの最高に楽しい”歌”を聞いて欲しい。
アップテンポな楽しい曲だからこそ、適当にならず、しっかり歌いたい。

そうすると、サビの「わたしたちー」とか「あわせてー」とか、結構きつい。単音なら出せる高さだけど、なるべく潰れた苦しげな音じゃなくて、余裕すら感じる立体的な音にしたい。(欲張り)
あと、最後キーが上がるとこ、正直きつい。ラスサビが一番の難所かな。








高音なんて出ない。JPOPに歌える曲なんてない。カラオケの何が面白いの?。
って私に歌うことの楽しさをおしえてくれた曲。

高音出ないって男の子にぜひこの歌をお勧めしたい。
カラオケに行くたびに必ず歌ってるので、私界隈の同僚中では、アイマスPでなくても口ずさめるくらい認知度が高い。(私調べ) 記憶に残りやすいらしい。(友人証言)

前向きな歌詞とアイマスらしさあふれるメロディー。どこに出しても恥ずかしくない名曲です。

この歌の最高音はmid2F。よく高音で引き合いに出される粉雪と比べるとキー4つ分低いです。登場回数も少なくて、高い音出せない系男子でもきっと出る。
この歌の難しいのはどちらかというと低音&中音域の方。音程は意外ととりづらい。

高音が要らない分、逆にこの歌を歌って気持ちよく歌えてないなって感じるときは、発声の仕方そのものが良くない形になっている可能性が高い。そこから修正できればいいんだけど、ダメな発声してるなって分かってもその場で修正できたことはない…。







ヒーロー/FUNKY MONKEY BABYS

3年前の自分からしたら、きっとまったく想像もしてなかったこの選曲。
私はそもそもファンモンというグループ自体があまり好きではありませんでした。

きずな、信じる、愛すること、
歪んで生きてきた私にはそれらの歌詞は、あまりに綺麗ごとすぎて。だからどちらかといえば、ファンモンが嫌いというよりも、その歌詞が世間から評価され受けていることが悔しいというか許せないというか、蔑んで羨ましがる、そんな僻みみたいな感情です。

そんな私がこの曲を知ったのは、半年ほど前、兄の車の中でたまたま聴いて、ずっと心に残ってました。
この歌の「父親」像は、ある意味古典的でテンプレっぽくて、見る人からみたら、時代に逆行した精神論みたいな労働賛歌というか、父親というのは不平を漏らさず独りで戦うべきだーみたいな。
その在り様の賛否はともかく、私には、この歌詞に出てくる父親像が、自分の父にあまりに重なって聞き入ってしまいました。この歌だ!と思って帰って即ダウンロードしました。

私は普段から割と思ったことは、特に感謝とか好きとかそういう気持ちはその場ですぐ言葉にするようにしていますが、それでも、なかなか父親にいつもありがとうって伝える機会とか方法ってなくて。

だからいつか、その時が来たら、父親にこの歌を歌いたいと思います。
いつも頑張って、でもあんまり報われなくて、週に半日の休み、西日の差しこむ二階の部屋で一人夕方の旅番組を見てる、そんなお父さんに、いつか全力のありがとうを込めて歌えたらなって思います。






メロディーフラッグ/BUMP OF CHICKEN

BUMPの曲の中でどれを選ぼうか、すごく悩みましたがこの歌にしました。
中学のころ、私が一番好きだったBUMP曲。

中学の頃。2つ上の兄がよくラジオの音楽番組を聴いていて。
オールナイトニッポンだったっけ?たまたまBUMPメンバーがゲストで出演していてちょうどJupterの告知をしていた気がする。天体観測が流れていた。
そのころの私は、そもそもJPOPというジャンルを良く知らなくて、音楽といえば学校で歌う合唱曲。だからなんだかそこで聞いたその曲が頭に残っていて。

その数日後、兄がレンタルしてきたCDをMDに焼いてもらってよく聞いていた。
同年代と比べて私は多分こどもっぽい方だった。だからなんだか、流行りの音楽を聴いてる自分がちょっと大人っぽい気がして、うれしかった気がする。

当時、そのアルバムの中で一番私が好きだった曲が「メロディーフラッグ」。
静かなイントロから感情的なサビへ。心に染み込んでいく歌声。
小学校から中学校へ、そして高校へ。変わっていく人間関係、心と体。
そんな自分自身と重なる歌詞が、とても心地よかったんだと思う。

今も好きな曲だけど、そんな幼いなりに頑張っていた云年前の自分に送りたいと思う歌。