いつかの現在地

2019/8/30引越し

日記7


試験一日目終了。



政経は緊張もあって、いきなり始めの3問が分からない。でも明らかに答えが分かるやつもあって落ち着き、いつもの模試と同じような、できたようなだめなような感じ。


世界史は特別授業でやってきた模試と合わせてみて、その中でおそらく一番分からなかった。不振覚悟。


国語。評論。いきなり2問目で選択肢が絞れない。3問目もきわどい。時間はかかるのに決定的でない。前のプレ模試の時と同じ、悪夢がよぎる。とにかく終わらせる。机の上の腕時計ですでに25分たったことを確認する。

小説。また量が多い。ぎっしりと。解き途中ですでに残り30分。早く消化して次へ。

古、漢、ちらっと見て漢文からやる。…難しい。焦りかけるが、急いで慌てて本文をただなぞっているだけでは意味がない、と思い直し、割り切って、熟考する。一文一文解釈していく。そしてなんとか答えが出る。どうしても分からないのがある。何度も何度も問題ページと本文ページを往復するが、答えは出ず、考えるほどに、すべての選択肢に可能性が見えてきてしまう。本文の流れを根拠にするか、自分の直訳を信じるか、一番答えになりそうなものにするか。時間迫り残り10分。一つに決める。


残り10分で古文。戦慄した。まさか本番でこんなことになるなんて。10分で解く?本番なのに?とにかく頭から本文を読む。意外と内容がとれる。問題を一つ一つ潰していく。残り1分。残り二つ。文学史。読まずに3にマーク。一本集中。文法。マークし終わった10秒後くらいにブザー。出来た気はしない。出来てるかもしれないし、ことごとく外れてる気もする。分からない。


英語。発音から新問題。第2問まではスピード的にも割といい流れ。第3問をちら見して第6問からやる。…よし読める。物語じゃない?意味が大かた分かったのに選択肢が選べない。二問目もそう。三問目も四問目も…。きつい。だいたい内容がとれるのに答えが分からない。はっきりしない。


なんとか終わらせ次に第4問。これも変わった。グラフがない。解答用紙の空白の多さに押されて第3問。金額が2つあってどっちなのか決定打がない。4にする。時間やばすぎ。あと15分。問題たくさん。次、文に適したの入れるやつ。3問。ちゃんと読んだ。読んだけど、よく分からんし、とにかく時間がないのでどんどん選ぶ。10分。意味推測。時間がないから横着して問題の前後の分だけ読むが分からず、結局全部読む。


5分。あと6問。終わるわけがない。また新傾向。要約っぽいのを惜しみつつすべて3とする決断をする。次もまた新傾向。説明問題。全選択肢を検討する暇はない。適当に読んだやつが合ってるぽかったらそれにマーク。間違いチェックはしない。そして無情のブザー。

終了しても気分がふわふわしている。…できた気がしない。100いかないかもしれん。いくかもしれん。もっと高いかもしれん。100以下では出願できない。平均は低いだろうけど、出来る人にはできたはず。僕も出来たかもしれん。壊滅してるかもしれん。ちなみにリスニングは集中を失い、20点覚悟。授業毎のリスニングトレーニングにいつも取り組んでいた自分たちの努力に申し訳ない。

家に帰って、母が気遣ってか、父が今日の出来について聞いた時、それを注意して怒ったのとか、そういう配慮がいやだった。








試験二日目終了。



センター試験が終わった。バスの中でもみんなで確認し合った生物。かなりいい集中力でやれたと思う。限りなく満点に近い点をめざしたが、わずかに時間が足りず、遺伝の5、6が解き終わる前にブザー。解けかけていたのに、これで6点落とした。久しぶりに心から悔しいと思った。それ以外は考えて考えて選んだが、絞り切れなかったのが3個くらいある。それ以外にも間違えてるかもしれない。生物は一番できそうだと思っていたので嫌な気分だった。


数1Aは達成感的には、今までの模試とかの中で一番いいと思う。ただ、あくまで達成感。いつもみたいにミスっていたら泣いてしまうかも。ちなみに1Aの最中、ほとんどずっとお腹が痛かった。でもなぜか集中は最高クラスだった。いやだから結果がでるかどうかは…。


そして昼を挟んだ数2B。集中は…切れていた。というか、これが大事なものであるという意識が欠如していた。低いことは確かだけどどの程度か。


バスから降りて家に帰った。帰っても答え合わせはしなかった。夜、父がずっと黙っているのが、国公立に行くよ、という約束を思い出させて申し訳ない気分だった。母は、一度ひもで縛った私立の願書を出してきて、どこか出願しんといかんなぁと言ってい
た。そうだな、と答えた。