いつかの現在地

2019/8/30引越し

最近の個人的イチオシアニメ




ここ1年くらいの間に見たアニメで、個人的に気に入った作品を紹介。(誰得







良い意味で、あまりライトノベルっぽくないライトノベル作品という印象。ハマりました。
やたら地上最強を呼称してるけど、凡人であることを理解して、努力してもがく、そんな卑劣系主人公アドレットさんがホント好きです。
偽物の六花を探すことに終始し、結局、魔哭領に足を踏み入れることなく最終話を迎えるという展開に、「いつまでやってんだよ」「早く魔王倒しにいけよ」とかいうコメントもいたるところで見かけましたが、
この作品においては(アニメ化した原作1巻分においては)、魔王がただの舞台設定で、「勇者」たちが互いに疑心暗鬼に殺し合いをするという魅せ方が新鮮で、ハマりました。原作も買いました。

OP2のサビ前の「からーみーついた」からの映像と曲の合わせ方がめっちゃ好きです。





断言します。これは絶対一人で見るべきアニメです。
まとめサイトとか、コメント付きで見ちゃだめです。楽しさが半減どころか10分の1減します。
第1話の「なんだ、ごちうさ的日常系アニメか」→ゾンビパラダイス のひっくり返し方もそうですが、
 めぐねぇ実はもう死んでる→マジで嬉しくない再登場
の2層式落とし穴の巧妙さとか、私は何も知らずに見てたので悉く気持ちよくすべての穴に落っことされましたが、ネタバレ見ちゃうと台無しになります。人と共有するのも楽しみ方の一つですが、望めばすぐ全部手に入っちゃうのも考え物です。

11話、12話のゆきちゃんがすごいかっこよかったです。いろいろご都合的な部分もあったような気もしますが、それ以上に4人が全員助かって本当によかったと思いました。





随所に感じる低予算感と、どこなく懐かしい香りがするこの作品。
個人的には、深夜アニメじゃなくて、サザエさん枠が似合う作品だと思います。





毎回呪文のように、処女処女言ってますが、広く一般の方にもお勧めしたい作品です。
舞台は百年戦争真っただ中のヨーロッパですが、宗教のことや西洋史についてまるで学のない私でも何の問題なく楽しめました。知ってたらより面白いんだろうなー。
物語の運び方が上手で、ダレる部分がなく、11話のカタルシスは素晴らしいの一言です。こういうのを見るといっぱいいろんなキャラ出してこなくても、魅力的なヒロインが一人いれば十分なんだなと感じます。





同時期放映中に赤色系ヒロインが何人かいて誰がどれだか混乱する中、個人的イチオシがステラ・ヴァーミリオンちゃん。
つい先日見た第4話が、気持ちいいほどの王道展開で、BGMもアツく、まぁいうてライトノベル原作だし、と油断していたところに、不意打ち気味にやられました。

外見的にも言動的にも設定的にも、典型的ライトノベルメインヒロインな感じのステラちゃんですが、
圧倒的ちょろさ、すでに主人公にべたぼれ、負けず嫌いで真っ直ぐで、結構ポンコツな様子も見せつつ、第4話の熱い叫びが非常にグッときました。可愛い。ステラちゃん可愛い。主人公も見てて応援したくなるタイプで好きです。




ヤマノススメ(セカンドシーズン)

まず可愛い。あと、山登り楽しそう。実際、影響されて山登ってきました。
ひなたとあおいが些細なことでケンカして、意地はって、仲直りする。という格式美。この二人可愛い。尊い
あと、制作側が意図したものかどうなのか分かりませんが、私はこの作品通じて、「夏」という季節に感じる高揚感、懐かしさ、もう戻ってこない寂寥感、を強く感じます。
OPやEDの歌詞を聞いていても、夏のわくわく感と切なさが、胸をしめつけます。この仲良し4人、そしてひなたとあおいの、いつまでもいっしょにいようね!がやがて必ず失われる時が来る、きっと来る。それを思い、無性に切なくなって、エンディング見てると本当泣きそうになります。

後半EDの鳴海杏子さんのCocoiro Rainbowがホント好きすぎて、毎日のように聞いてます。名曲です。
明るい曲調が、かえって切なさを加速させます。夏ってホント素晴らしい。さようなら、わたしたちの夏!







今ちょうど二期やってますね。ごちうさ。こころぴょんぴょん。
例えば、このアニメに対して、「ただ可愛いだけ」「中味がない」と、批判しようとしている方がいるならば、やめた方がいいです。それは褒め言葉です。

それは、マシュマロ食べて「歯ごたえが無い」って言ってるのと同レベルです。
似たような、ただ女の子たちの可愛さを眺める系の日常っぽい作品は多分いっぱいあると思いますが、
この作品のすごいところは、本当にただ可愛いだけという点です。余計な要素が見事に排除されている。ただただ可愛い。

マシュマロにニンニクをトッピングして美味しくなるか?答えはNOです。
前に飲み会の時先輩に、コーンポタージュとオレンジジュースとウーロン茶混ぜたもの飲まされたことありますが、めっちゃまずかったです。単体なら美味しいのに混ぜ方を誤ると不味くなる。

シンプルであることの美味しさ、そしてその難しさ。
それを成し遂げているから、ごちうさはすごいのです。

ソフトクリーム頼んだら、味噌ラーメン出てきた。
別にそれが嫌いなわけじゃないけど(むしろ好きだけど)、今欲しいのと違う。それじゃない。
生きるか死ぬかの熱いシリアスバトルを期待してごちうさの蓋をあける人はいないでしょう。
可愛い女の子たちの可愛いお話を期待して、その通りのものが出てくる。

期待されるものを期待されたとおりに提供する。
それを成し遂げているから、ごちうさはすごいのです。

要約 ただ可愛いだけ。(褒め言葉)








周りの100人がじゃなく、自分が良いと好きだと感じたものを大事にしていきたいです。