いつかの現在地

2019/8/30引越し

2-4沖ノ島




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沖ノ島突破しました。泣くかと思いましたまじで。





総出撃数2086回。沖ノ島挑戦百数回。
ようやくたどり着いた3度目のボス戦で、ついに当海域を突破しました。


三度にわたる道中戦ですでに皐月大破、暁白雪中破。
羅針盤に嫌われ、道中での大破撤退を繰り返し、コンディション万全で挑んでもたどり着くことすら難しいボス戦ステージ。ようやく手にした三度目の挑戦権。

幸いに皐月には応急修理要員を装備済み。いけるか。いくしかない。


燃料、弾薬、ともに尽きかけ疲労した状態で、挑む相手は戦艦3隻重巡1隻駆逐2隻。6隻すべて紅あるいは黄金色に輝く強化型。道中とは比較にならない強さ。

初挑戦時は、味方1隻中破、5隻大破の大敗。駆逐艦一隻を小破させるので精一杯。
ほぼ無傷で道中を抜けた奇跡とまぐれの2回目の挑戦では、敵旗艦を落とせず判定負け。

そして今回3度目の挑戦。すでに中破以上三人。上記のとおり疲弊した状態、万全の状態でも勝てるかわからない今までで最強の相手。

正直なところ勝算はない。もしも旗艦をピンポイントで撃墜することができれば或いは―。そんな想いで進撃した。




熱く滾る和風ボス戦BGMにぞくぞくしつつ、戦いを見守る。
開戦直後、大破していた皐月に敵戦艦の砲撃が直撃。演習でも見たことがない味方3桁被ダメージに一瞬何が起こったのか分からなかったが、続く轟沈アニメーションを見て何が起こったのか理解した。

ふぅ、皐月ちゃんに応急修理乗せといて正解だったと、一体どんな風に回復するのかなと気楽な気持ちで続きを見ていたところが、寂しげでか細く今にも消え入りそうな皐月のセリフが流れ出す。

一気に背筋が寒くなった。え、装備させ忘れた?アイテムの説明読み間違えた?え、だって、確かに…よな…?うそ、なんで…? 思わず最悪のケースを覚悟した。
意味も分からず先走って絶望していると、しっかり応急修理要因が発動。HP4で皐月ちゃんが復帰。BGMと相まって指揮官半べそ。


てっきりHPが全回復するものだと期待していたのだがそこまでの効果はなかったようで、皐月の戦力外は変わらず。依然として戦況は劣勢。
つうかもう勝ちとかいいからとにかくみんな無事で帰ってこいとか思い始めた弱気な指揮官をよそに、艦娘たちは強敵相手に激戦を繰り広げていた。

苦手な砲撃戦で、しかもこの疲労した四戦目で、うちの子たちは敵エリート艦隊に二桁ダメージを連発した。
クリティカルで敵エリート駆逐艦を一撃で落とす吹雪。重巡洋艦を中破させる五十鈴、島風。ダメージを負いながらも瀕死の相手を着実に片づける暁、白雪。強い。みんな本当に強くなった。

しかし、相手は戦艦3隻。砲撃戦ではどうやったって火力で劣る。もっとも重要なのは、いかに砲撃戦と雷撃戦を中破以内で凌ぐか。夜戦に何人参加できるか。それがこのチームにとっての最重要課題だった。

いつも、そこで負けていた。
夜戦までにぼろぼろにされて、力を発揮できなかった。

今回もそうなると思った。だが違った。



皐月だ。

敵艦隊が大破した者を優先的に狙う仕組みになっているのか、それともたまたまただの偶然なのかわからないが、なぜか、このボス戦で相手からの砲撃はほぼすべて皐月一人に向けられた。(この砲撃戦で味方が受けた被害は皐月が受けたそれを除くと、暁が中破から大破した1発のみ。

そのおかげで、被害軽度で残っていた子たちが、戦線離脱することなく全力で相手を攻撃できた。
砲撃戦だけで、相手戦艦3隻以外を全滅させることができた。
そのおかげで、相手は雷撃戦で何も攻撃することができなかった。
すべて、皐月のおかげである。


もう満足に攻撃することもできないぼろぼろの状態で、戦艦の攻撃をかいくぐり最前線へ突撃していく皐月。
残りHP4の満身創痍で、敵戦艦の攻撃を引きつけ、ギリギリでかすめながら回避していくその姿は、儚くて切なくて、勇ましくも痛々しくて愛おしかった。


そんな彼女に応えるように、全力で的確に敵艦隊を削っていく仲間たち。

雷撃戦まで終えて残る敵は戦艦2隻。信じがたい展開。

チーム唯一の軽巡洋艦五十鈴の放った夜戦開幕直後の二連続攻撃。二発とも直撃しオーバーキルでエリート戦艦を撃墜。
最後は、吹雪の酸素魚雷で敵旗艦flagship戦艦に3桁ダメージクリティカルヒットで終幕。

あわよくば戦術的勝利をと挑んだ劣勢のボス戦で、敵艦隊を全撃沈してのS勝利。




燃えました。震えました。感動しました。

「よーし、今日は好きなもの何でも頼んでいいぞー」って言いたくなっちゃう監督の気持ちがよくわかりました!

勝利の二文字を見たときはんかもう健気だとか可愛いとかそういうのいろいろ飛び越えて、愛らしいやら褒美やりたいやら本当に嬉しかったです。


全員レベル100になっても勝てなかったらその時は諦めようとは思いつつ、大破撤退を繰り返していましたが、まさかほんとに、このメンバーで2-4沖ノ島を突破することができるなんて…。提督感激!

と、同時に、今回は夢落ちだったとはいえ、轟沈の精神的ダメージがいかほどのものか思い知りました。



ぶっちゃけ2-4、すなわち全ステージの半分もいってない段階でこれだけギリギリなんだから、きっとこの先駆逐艦+α艦隊じゃ突破不可能な壁にぶちあたることになるんだろうけど、この子たちがホントの限界レベル100になるまでは一緒に頑張っていこうと、改めて思ったのでした。