いつかの現在地

2019/8/30引越し

おうたのれんしゅう(R2.01.01)

 

歌の記事を書くのは何気に1年ぶりくらいになりますが、相変わらず練習は続けております。

最近の練習の中で実感している課題のまとめです。

 

 

課題

・息の保有量は常にゼロにならないようにする(歌の最初から最後まで、各フレーズの終わりでも完全に吐き切らない)

・息は所定の場所で、ブレス音が聞こえるくらいしっかり吸う。

・各フレーズの歌い出しの音程を一番意識する

・低い音での歌い出しや音程下がる時の音程を特に意識する

・極限までリラックスした低音発声の追求(発声効率とエッジ要素の乗せ方、胸の空間意識とフレーズ終わりを雑にせずでも置きにもいかない)

・高音は喉の奥を引き上げ、下を引き下げる。(母音「イ」、特に子音「K」「T」が最難関)

・活舌は大事だけどそんなに口をパクパクする必要はない

・ボーカルなしの音源で歌うことになれる

・マイクを持って歌うことになれる

・人前で歌うことになれる

 (系統的脱感作法的なアプローチが必要かも)

 

 

 

課題はいろいろとあるわけですが、技術的な部分に関して言えば、練習を続けていくしかないですし、どんなに練習したってきっと永遠に完成しないところだと思います。

なので、その時々の自分のベストを尽くすことが一番大事なのですが、結局、自分にとって最も根本的な課題だと感じるのが後ろ2つです。

 

まず、そもそも私は相当に内向的でインドアな人間なので、人に注目されることが苦手です。

仕事とかでは、意識して明るく元気に前向きにしてるせいか人からはそんな風には見えないとか言われますが、発表会とか、ステージとか、多分、一番苦手とする場所です。

 

去年の冬、シャニマスのCDリリースイベントでキャストさんから商品を直接渡してもらえるいわゆる「お渡し会」というイベントに参加しました。

他の参加者たちが後ろで見ている中で、「お会いできて嬉しいです!」とか「これからも応援しています!」とか、キャストさんと一言挨拶をかわして商品を受け取るわけなのですが。

 

自分の一言挨拶、本当にとてつもなくゴミでした。

作り手側に直接メッセージを送ることのできる機会なんてなかなかそうはないのに、伝えたかったこと、マジで一つも伝えられず、頭真っ白になって終了しました。

直前まで何度も繰り返した文章やイメージと少しでも異なった何かが起きた時に、完全にテンパっていきなりゼロになります。

100点を目指しすぎて99点になった瞬間に全部0になるみたいな。アドリブがないというか、不器用というか。なんでこんなにダメダメなんだろうと、凹みます。

 

 

「マイク」というものにも潜在的な恐怖感があります。

 

中学生時代に、校内放送で原稿を読んだことがありました。

誰も興味もないような委員会行事に関するたった30秒程度の事務連絡の原稿です。

 

なのに、それを読むのに緊張が限界突破してしまって、いきなりマイクの電源を入れずにしゃべり始めるし、気付いた放送委員さんがリテイクしてくれたけど完全に気が動転していて、スイッチ入れるや否や「すみませんすみません」って冒頭からいきなり謝りまくって(聞いている方は何のことだか分からない)、とてつもないグダグダな放送になったことがあります。若干トラウマです。

 

今でも、仕事の会議やプレゼンでもめちゃくちゃ緊張するのですが、これは回数を何度も何度もやることで、少しずつですがようやく慣れてきたなという実感があります。

 

結局、自信を持って歌うには、当たり前ですが練習と経験が必要です。

何回もやってみて、あ、なんだ出来るじゃんっていう成功体験を自分にたくさんしてもらって、空っぽじゃない「自信」をつけてもらうことが必要です。

 

多分、どんなに苦手な人でも、100回も繰り返せば、さすがにその状況にも慣れるだろうし、緊張することにも飽きてくるんじゃないかと思います。

 

うん。やっぱり反復練習、それしかないね。

がんばろう。