いつかの現在地

2019/8/30引越し

アルバムコンプリート


先ほど、最後の一枚だった八坂さん御影くんのアルバムをついにゲットし、
パワポケ13アルバムコンプリート達成しました!

最後に残っていたのは2枚で、
一つは御影君。もうひとつが千羽矢ビターでした。


で、御影君の方は八坂ちゃんマジ天使の一言に尽きるのですが、

チハヤビターエンドの方は、私の中のチハヤルート全般の印象を変えてくれました。



最初、チハヤグッドエンドを見た時は、ホントにこれがハッピーエンドなのかよと、
嫌なフラグがびんびんじゃないですかと思いましたが、

ビターエンドを見た今なら、確かにあれはハッピーエンドなんだと納得できます。



最初にチハヤのバッドエンドとハッピーエンドを見た時は、
正直言って、バッドの終わり方の方がいいと思った。

バッドエンドは一つの悲しい思い出として残り、主人公も優輝も、
チハヤの生まれ持った化け物を知ることなく終わることのできるエンド。

要するに「きれいな終わり方」。



一方ハッピーエンドでは、チハヤは助かり、「普通」とかけ離れたものを抱えたままではあるが主人公と一緒にいられて幸せに過ごす。そんなエンド。


なんで最初このエンドを見て嫌だなーと思ったかと言えば、
一番は先行きへの不安


確かに今は二人は幸せにいられるかもしれないけど、
チハヤがその力を暴走させないのは主人公という存在がブレーキになっているから。


それは将来を考える上で主人公にとってすごく重いものだと思う。


そして、もしチハヤが主人公という支え、あるいはブレーキを失った時、
彼女はきっと「列に並んでしまう」だろう。



それがこのハッピーエンドに感じた後味の悪さだった。





…だったんだけど、ビタールートを見たらちょっと印象が変わった。


なんでかと言えば、まぁそうだね。


この二人、僕が思っている以上にラブラブだった。

ってことですかね。



ビタールートで、両方の思いがどれだけ強いかが分かりました。


ほとんどのことを忘れてしまったのに主人公のことはちゃんと覚えていた。

ニワトリを丸飲みし、体中から触手出して暴れてるという壮絶な光景を見た後なのに、自分から離れていこうとする彼女を抱きしめた。

そして一言、「…お前は忘れなかった。今度はちゃんと帰ってこい」


ええ、もう十分です。
十分、ベストカップルですよ。


あれは確かにハッピーエンドです。
二人とも幸せそうで、ハッピーエンドとしか言いようがないです。



チハヤは生まれつきの不幸な病気で死んでしまった――ということならば、

主人公はきっとその悲しい経験を乗り越えて、いうなれば思い出にして、
また新しい女性と出会いその先も生きていけるでしょうね。

辛くはあるけど、それは主人公にとっては学生時代の悲しい思い出にとどまって、
先の望みを断ってしまうようなものではないです。

だから、主人公にとっては別にバッドエンドではない。それでも普通に幸せになれます。



しかし、チハヤと主人公という二人について考えたなら、

このハッピーエンドはもうこれ以上ないハッピーなエンドです。





そんなことを思った徹夜明けのクリスマスの朝でした。